ランドセル購入記6 見てきた②&保障問題
さて、日曜は雨にて行けなかったランドセル見学。月曜日、ちょっとすき間時間があったので、良し行けるときに行こう! と見てまいりました。
本当は行けたら行きたいなぁと思っていた三番目の候補です。とはいえ、実は複数のランドセルを扱っているお店なので、どちらもカタログや調べ始めた当初、興味があったランドセルでした。が、先日見に行ってしまって第一候補がほぼ決定したため、もはや単純に個人的な興味です。
というわけで、行ってきたお店は家具屋さん再び。学習机などをメインに扱っているお店の一角に、去年から新しく出たフロントロックのランドセルが最初のお目当てです。なにせ、調べ始め当初は鍵の開け閉めめんどくさくない方がいい? と心配して、フロントロックにちょっと注目していたのですね。
ですが、先日の軽く見てみたフロントロックタイプはまるで興味なし。さて今回のはどうかなぁと思いつつ、まずは自分の感覚で見てきました。
結論を先に言うと、いいですね~シンプルで。以前みたフロントロックは昔ながらの差し込みタイプですが、今日見たフロントロックは仕組み自体は通常のランドセルと同じロックなんです。ただサイズ調整はなくて穴は一つだけ。悩む必要なくかちっとはまるのもいいですし、見やすいからはめるのに手探りなどしなくていいのが気に入りました。
ただ事前調査で知ってはいましたが、究極にシンプルにした結果、小マチなし、大マチオンリー13.5センチは、さて使い勝手としてどうなんだろうなぁ? とちょっと疑問が生じるようになりました。
本当に探し始めの段階では目新しかったのですが、いざ実物を見始めてみると、従来型のほうが使い勝手いいかなとか思い始めています。特に小マチよりも内ポケットが意外と使う可能性があるなぁと感じた情報もちらほら目にしまして、例えば薬とか着替えなどなど、なるほど~と先輩方のブログや書き込みを見ながらフムフムと情報収集です。
そんなわけで、内側の柄なんかは楽しいし、好きならこれでもいいけれど、たぶん興味ないだろうな、というわけでひとしきり楽しんで終了。
そうしてもう一つのメーカーさんのコーナーも見させてもらいました。ただやっぱりまだ全シリーズはそろっていないとのこと。まぁ基本デザインと持った感じ、素材の違いなんかがざっくり判れば良しと思っていったので、十分確認させてもらったと思います。
そしてこちらも結論。以前一番気になっていたメーカーだけど、実際見てみるとうちの子にはちょっと足りないかもなぁと思いました。例えば内ポケット、かなり小さくて不器用なうちの子はたぶん下の方に入ったら取り出すのに苦労しそう、とか。
通好みだなぁという個人的感想はさておいて、ひときわ目を引いたのはヌメ革ランドセル。これはいい! としげしげとひっくり返して中を見てと一通り見させてもらいました。が、これ子ども向けじゃないなと。むしろ私が欲しいランドセルです。色もシックだし、たぶん仕事で使ってもそんなにザ・ランドセル! って思わないので、見る人が見ればああランドセルだわと思うでしょうけれど、仕事鞄に採用したいなぁとかなり本気で思いました。
あとでお値段確認して、うん、これは我が子に与える金額ではないなと。自分で買って、末永く手入れしながら十年くらい使うといい感じになりそうだなぁと、そんな感じのランドセルです。
というわけで、ネットで見た印象から実際に見た印象はそれほど大きなギャップもなくなってきました。実際に見に行って手を触れるとだんだん画像でどこが補正されているのかがわかるようになってきたというか、実物はたぶんこんな感じだろうなというのがイメージ着くようになってきたというか。
それだけでも、実際に見に行くというのは重要だなと思います。そしてちょっと気になってきたのは保障問題。実は帰宅後に、先日見に行ったお店のカタログが届いていたのですね。
やっぱり子供はキラキラお星さまに目が行くようで、それはそれとしてさてどんな保証があるのかなとチェックしてみたところ、結構普通のカバンの扱いと同程度の補償内容。
故意に傷つけたら有償、自然にできるしわも有償、まぁ言われれば当たり前なんですが、どうも「どんな理由でも無償です!」とうたった保障のインパクトが強すぎて、それが当たり前基準になってしまっていたようです。
ちょっとランドセルファンタジー抜け出してみようかと、保証関係比較したサイト記事を見直して、なるほど基本は有償だけど直したり交換はしますよという感じがわかりました。あとは送料サービスがあるかどうかとかそんな感じ。
ここまでくるとやはり頑丈さは正義のモットーに戻るか、保証手厚いメーカーを復帰させるかといろいろ考えます。ただ、やはり子供は保証充実のランドセルは興味がない模様。カバーで星柄や、自分でシールで星柄張ってもいいよというと「それいいねぇ!」とはいうものの、やはり興味が薄いようです。
値段比較もしてみたのですが、実は保障の有無と値段は結構関係しているかもなぁと感じました。もの本体の頑丈さと内装のシンプルさで値段を抑えてるのですが、全体の質を考えると、保証代が入っているかもしれんなと。
そうすると、さてどこまで頑丈さを求めるか。頑丈なのに保障使った! って人のコメントあると、実はあれ? となります。それは無償保証とはいえ、頑丈とは呼べないのでは? みたいな。
一方で、値段は変わらず保障は有償でも、傷がどれほどつくのかとか、補強材がどうなっているのかを含めてトータルで考えると、有償もまぁ納得かなぁと思ったりもします。そも、ほどんど保障を使ったという何らかの情報が出てこない……、つまり実際それほど有償になるほど壊れたりしないのかもなぁ、という感じですね。
ここあたりは購入した人の母数で情報の多寡が比例するので、何とも言えないところです。ただ男子。たぶん普通の使い方で、ランドセル投げるこする、引きずる座る、やるだろうなと。雨が降れば傘をひっくり返し、長靴の中に水たまりの水をくみ上げるような子です。雨に強いのならばやはり人工革一択です。
あいにくと届いたカタログにはサンプルの革はなかったのですが、そこは他社さんのサンプルで試してみました。思い切り爪を立ててひっかく、ペンでぐりぐりとえぐってみる……。
それなりに強くやってみましたが傷つくとか目立つほどのものではなかったので、背中壁にこすったくらいでは何ともないかな? と。
大昔の自分の記憶を掘り返すと、確か革は傷つくことは少なかったですが、何かに引っ掛けた痕はがっつり残ってしまって、ちょっとショックだった記憶がうっすらあります。
それよりももっと乱暴に使うでしょうし、汗にも風にも雨にも雪にも炎天下にもさらされ続けるランドセル。本当に6年持てばいいやと考えて、口コミや経年変化のブログを見つけて調べていくと、まぁこんなもんだよねと納得することができました。
つまり、本当に故意に壊そうと思っても、そう簡単には壊れるような繊細なつくりはしてないなと。さすが作り手に元男子がたくさんいるだけはあります。たぶん設計もデザインも、女子は女性がやっているんだろうなと感じるのはでっぱりなんかのあるデザイン。男子ならぽろぽろ取れていくのが落ちだろうとつい思ってしまいますが、丁寧に扱えるお子さんなら、たぶん大丈夫。
そう、やっぱり基準は自分の子供がどんな扱いをするか次第ですね。
そんなわけで、黒か青で悩むうちの子ですが、黒は夏暑そうというコメントに「確かに!」と笑ってしまいました。雨に強くても日射しにはどれくらい強いんでしょうねぇ。
あと雪国使用とうたっているメーカーもあるので、なるほどなぁお思いつつ、ぼちぼち頑丈さもなんとなくつかめましたし、それと本人の使い勝手もしくは使おうという意欲と、好きという気持ちがあふれているので、保証内容と金額、壊れやすさ(壊れにくさ)がつかめれば、納得して買うことができるかな? と思い始めているところです。
ちょうど工場で作っているところを映した動画も見ることができたので、そういう作りにもセンスというか誠実さとか、それぞれの目指すところが出るなと感じています。
そんなわけで、サイト作りも説明も納得し、何より本体を見て「また行きたい」と楽しんでいるランドセルにたぶんほぼほぼ決定しつつ、今日お昼の散歩をするように遊びに行けたのは楽しかったので、3月暖かくなって全シリーズが出そろったらまた遊びに行こうかなと思います。
そしてたぶんそこで本人なりに比較して、やっぱりこっちがいい! というのも徐々に固まってくるのではないかなと。
そんなことを考えつつ、ちょっとしばらくランドセル巡りはお休みになりそうです。目星をつけたメーカーさんがまだカタログ出ていなかったり、お店もまだランドセルないです状態なので、それぞれ準備が整って見に行けるようになったら、そこでまたランドセル巡りを再開したいと思います。
おそらくお店によって今月後半とか、来月という情報もぼちぼち入ってきているので、3月中にもう数回行ければだいたい決まりではないかなと。
むしろ今日はランドセル置き場をどうするかとか、入学後の荷物置きを決めたりレイアウトや模様替えも考えなくちゃと、そんな感じで入学準備に一歩一歩踏み出しているところです。
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